昨日の夜中にNHKで放送されていた沖縄の戦後から土地収用、復帰にいたるまでの番組(番組名失念)を見てふと思いました。
私は今仕事で軍用地の運用等も取り扱っているのだけれども、それについて知らないことが多すぎるなと。

戦後アメリカ軍に強制的に土地を収用された沖縄。農業で生計を立てていた方達は要となる土地を失い、生きるために米軍からのおこぼれの仕事を行う。

土地の返還運動を行う中でアメリカ軍は借地料の一括支払を提案。その金額はスズメの涙ほどの額。借地料の一括支払に応じると事実上土地の取り上げになってしまうと懸念した県民はそれを断固拒否。祖国復帰すれば土地も戻るだろうという希望のもと、日本政府に日本復帰を強く要望する。

しかし米国は今後アジアへの要石となる沖縄の基地を手放すことを簡単に容認はせず、結局は「沖縄の復帰は認めるが、米軍基地は存続。またその費用を日本が負担する」という条件で沖縄の日本復帰を容認。日本政府はそれを受け入れ、地権者それぞれと借地契約を結び、その地料を支払うこととなった。ちなみに当時の地料は地権者が求める額を満額で合意したとのこと。
その後現在に至る。

戦争で敗戦した日本は日本各地に米軍基地を置くことをやむなくされていました。しかし日本各地で米軍基地撤去の声が高まり、結局はその大部分を沖縄に移転(押しつけ)した経緯があります。
つまり沖縄に米軍基地が存在する限り、戦後はまだ終わっていないということになるんじゃないでしょうか。

話を戻して。
不動産投資として人気のある軍用地ですが、このような特殊な背景で成り立つ投資だということを改めて確認した上で取引きをしていこうと感じました。

2013-07-08 15.16.18