わ!なんか久しぶりにブログ書きます。
不動産相続専門ファイナンシャルプランナーの友利です。
またぼちぼち書いていきますので、読んでもらえると嬉しいです。
今回のお題です✨
TOKIO山口さん自宅売却報道
少し前の話になりますが、TOKIOの山口さんが逮捕され話題になりました。
事件の概要はさておき、その後山口さんが所有する自宅不動産が売りに出され、それをメディアが報道し、売値や立地、詳細な間取り情報などが公になってしまう事態となってしまいました。
不動産を売却する理由は様々
不動産の売却は必ずしも前向きな理由ばかりではありません。
弊社でお取り扱いした物件だけでも、相続で揉めた、ローン返済が難しくなった、事業不振、離婚など、人生において大きくも悲しい出来事がきっかけで、売却を決意される方がいらっしゃいます。
ですので、特に自宅の売却の場合、ご近所に知られたくない、親族に知られたくない、などのご要望を受けることがあります。
もちろん広告を打たないと売れないので、ある程度の情報公開は必要となりますが、それでも売主様の心境や状況に最大限配慮した形で広告を開始しています
例えば室内の写真を最小限に留める、外観写真を掲載しない、詳細位置を公開しないなどです。
不動産会社も売主様に配慮し広告を出しています
以前、とある事件に巻き込まれたご家族のご自宅売却のお手伝いをしたことがあります。
その際も外観写真NG内装写真NG住所公開NGという難しい状況でしたが、お客様の希望を最大限考慮した形でしっかり売却までサポートできました。
このように、不動産の売却の情報公開はとてもデリケートなもので、不動産会社も最大限配慮しながらもしっかり売却に結びつくよう、奮闘している状況です。
例えば他の不動産会社さんが出している情報で、「あ、あの人が持ってた物件だー」なんて思ったとしても、それを茶化すことはもちろん、不必要な情報拡散などしません。
それが不動産会社として必要最低限のマナーだと思っているからです。
有名人・芸能人の売却情報
一般の方の売却でもデリケートですから、それが有名人・芸能人が所有する不動産であれば、それはもうトップシークレット扱いになります。
売主さんの希望でもありますが、そうでなくても不動産会社は「芸能人の◯◯の自宅だってー」なんていう野次馬の対応までしたくありませんからね。
本当に知られたくない場合は、内々で不動産会社が買い取りすることも多いです。
ただその場合は本来の市場価格の7〜8割程度の売値となるため、色んな事情で適正価格で売却したい方はどうしても情報公開に踏み切らざるを得ません。
ネットなどで売却情報が公開されると、業界内では「◯◯さんの物件だねー」なんて噂にはなりますが、それをむやみやたら公開するようなことはしません。
業者全体で売主様の事情を汲んでいるからです。
そんな中での今回の山口さんご自宅売却情報が、面白おかしくネットで拡散されるのを見ると、同じ業界の者として胸が痛みました。
イチ不動産会社としての想い
今回は山口さんの事件のセンセーショナル感も相まって残念なことになってしまいましたが、今後同じようなことがあってもできるだけそっとしてあげたいな、というのが不動産会社の想いです。